秋でも注意が必要!アレルギーの新常識について。アレルゲンが一番増えるのは10月!?
2017年10月12日 テレビ東京 よじごじDays で『秋こそ要注意!アレルギーの新常識』が放送されていました。
季節の変わり目で風邪をひきやすい時期ではありますが、咳が長引いたりくしゃみがでるのはアレルギーが原因かもしれないのです。
解説してくれたのは昭和大学病院 呼吸器科・アレルギー内科 相良博典教授でした。
昭和大学病院 相良博典教授
秋から冬にかけてアレルギーの原因となる意外なものが多くなってくる。
今症状が無くても突然発症する可能性もある
目次
アレルギーの原因は結露によるカビと、ダニ(死がいやフン)
寒くなると結露が発生し、水滴が原因で発生するカビがアレルギーを引き起こすということです。
また、ダニの死骸やフン。実はダニの死骸やフンの量が最も増えるのが10月という調査結果があるということです。
以前、ダニが増える時期として8月・9月を紹介していましたが、ダニが減る時期=死骸が増える時期ということで10月が最もダニの死骸が増えるというのは考えられます。
6月~9月梅雨時期はダニに注意。
参考記事
ダニアレルギーは秋が危険……レイコップの訪問おふとんお掃除プロジェクト
http://news.livedoor.com/article/detail/7007527/
引き続き、アレルギー対策のクイズが出題されました。
秋のアレルギー対策 注意点
朝干した布団を夕方まで放っておくのはNG
布団を干すと、ダニは温度の低い裏側に逃げるため、3~4時間で裏返して裏表を乾燥させましょう。
布団のアレルゲンを落とすなら丸洗い
普通の洗濯でダニは死にませんが、アレルゲンとなる死骸やフンを落とせるので効果的。
こちらの記事で、ダニが死ぬ温度についても調査しています。(布団乾燥機やコインランドリーが有効)
6月~9月梅雨時期はダニに注意。
(上で貼ったリンクと同じページです。)
掃除機をかける前に窓を開けるのはNG
風邪でアレルゲンが飛散すると掃除機で吸えないので、ある程度掃除してから開けた方がよい
雨など外の湿度が高い時に窓を明けると室内にカビを増やす原因になるので雨の日は窓を閉めて掃除機をかける
植物に水をやるときは、葉の裏側にカビが発生する可能性があるので葉の裏をふき取るのが理想出来だそうです。
アレルギーの原因が潜む場所
カビの温床として
「カーテン」
・・・結露を吸い込んでカビが発生しやすい。換気を良くしたり、結露を拭く。除菌スプレーも効果あり
「靴箱」
・・・靴の中に汗が溜まっている。靴箱に入れる前に乾燥する(新聞紙を入れるなど)
ダニの多い場所
「しまっていた秋冬の服」
・・・衣替えでしまっていた洋服はダニの温床。洗濯してから着るべきということです。クリーニングをしてからしまったものでも、密封していなければ意味がないことも。
ダニエキスでアレルギーを撃退
アレルギーを抑える薬についても紹介されていました。なんと、ダニエキスを飲む!という方法!!
ダニ舌下錠(ミティキュア)
ダニ由来のエキスを抽出した錠剤で、ダニが体に有害な物質ではないと認識させる効果があるそうです。
2015より保険適用
そのようなものもあるのですね。事前に病院に問合せ、月1,800円(保険3割適用)程度で、2~3年飲む必要があるそうです。
同じように、スギ花粉にも舌下免疫療法という、スギ花粉から抽出したエキスを口から体内に取り入れて免疫を活性化する治療法があるそうです。
こちらも同様に2~3年続ける必要がありますが、月900円(保険3割適用)程度だそうです。
アレルギーの新常識 2017.10
食物アレルギーについても新常識が紹介されていました。
「そばアレルギー」は聞いたことがあると思いますが、実は「小麦アレルギー」の方が割合としては多いそうです。「そば」が重篤化しやすいため、注目されているのです。
「エビ・カニ」のアレルギーは、大人が突然発症する割合がたまごや乳製品よりも多いという事です。大人になっても油断できませんね。
スギ花粉症の人は、トマトでアレルギーになりやすいということです。(スギ花粉と似た分子構造を持っている)
同じように、
ブタクサアレルギーの場合はメロン・スイカ・バナナ・きゅうりなど
ヨモギアレルギーの場合はマンゴー・セロリ・ニンジン
に注意が必要だそうですよ!
兄弟の中で発症しやすいのは第一子。第三子と比べるとアレルギーのなりやすさがおよそ2倍違うそうです。大事にされて育つため、細菌と接触する機会が減るのが原因とされています。(ものすごく身に覚えがあります。二人目の子供に対しては「おおらか」になりますよね(笑))
アレルギー予防に重要なのは肌の保湿!
肌荒れや湿疹があるなど、皮膚の表面に損傷があるとアレルゲンが肌から吸収されます。口から取り入れるのと違い、肌から吸収したものは異物と判断されやすいということです。
アレルギーは肌から!赤ちゃんの頃から保湿には十分注意しましょう。特にあかちゃんの場合、食べこぼしからアレルギーになることも考えられるのです。
首・ヒジの裏・ヒザの裏・ワキの下など、こすれる場所や皮膚の弱い部分の保湿をしっかりと行うと良いようです。
アレルギーの原因というのは多岐に渡りますが、「View39」という39種類に及ぶアレルギーの検査を行う方法があり、検査費は保険適用外で6,000円程。
アレルギーについても次々と新事実が解明されているのですね。我が家の子供たちは幸運にも食物アレルギー症状はでていません。ダニ・カビは大人が注意してあげることが一番の対策ですね。
前述のリンクでは、ダニ対策で買ったコードレスクリーナー ダイソンV6をご紹介しています。年末になると大掃除もあります。コードレスクリーナーは使ってみると大変便利です。是非そちらも参考にして下さい。
ダイソンV6フラフィの口コミレビュー
(上で貼ったリンクと同じページです。)
もしアレルギーをお持ちの方で子供に成長サプリを試したいとお考えの方は、以下の記事を参考にして下さい。
レルゲンフリーの身長サプリ「贅沢のびるんるん」
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