子供と楽しく過ごす。親子の絆を深める。1年間の行事・イベントのまとめ。思春期の子供への配慮など。
年間を通して、様々な行事やイベントがありますよね。子供がいるご家庭では、イベントを家族で一緒に楽しむ人もいれば、「行事やイベントなんて面倒」「忙しい・お金がかかる」とイベントを敬遠しがちな人もいるでしょう。
イベント・行事を無理なく楽しむには?
子供にとっていい思い出になるイベントとは?
思春期を迎えたらどう誘えばよい?
季節の行事・イベントを子供と楽しむことは、親子関係を良くすることにもつながります。思春期を迎え、親と過ごす時間が減りがちな子供への配慮についても触れています。
目次
子供と年中行事・イベントをやる意義・そのメリット
2017年3月3日放送 尾木ママこと教育評論家 尾木直樹さんがコメンテーターを務める「NHKウワサの保護者会」で季節の行事の大切さが語られていました。
尾木ママ
教師の目から見て、行事を大事にしてもらっている子は育ち方が一味ちがうの
ということを仰っていました。親子で気軽に楽しめる形で良いのです。行事やイベントを、子供と一緒に過ごしてみませんか?
年間の行事・イベントに力を入れている人は、
・自分自身がイベント好き
・義務感
・親にやってもらったから
といった人が多いです。
年間の行事・イベントを行わない方は
・やりたいけど忙しいから…
・お金がかかるから
・子供がやってくれなくなった(思春期)
といった方が多いです。
中には、イベントをきちんとやっているママ友のSNSを見て、自分の家庭と比較して落ち込んだり、子供に申し訳ない・・・と感じている方も多いのです。
尾木ママも教員時代、年中行事を大切に考えていたようで、学級便りにも「〇〇の行事があります」と、行事を広げていく努力をしていたそうです。
イベント行事をやるメリット
伝統的な家庭の行事は、家族の幸せや健康を願う気持ちを形にしたものです。行事を行うことで、きっと子供に愛情を伝えることができますよ!親子の絆もきっと深まることでしょう。
年中行事というのは、定期的にやってきます。
子供の成長と共に、一緒に過ごす時間は少なくなり、やがて独立してゆきますが、その時期が来るたびに行事にまつわる思い出がよみがえり、絆を再確認することができるのです。
やがて子供が親になっても、親の気持ちや行事の意味を考え、ありがたみが増して次の世代にも親子の絆が受け継がれていくのです。つまり、幸せの連鎖ですね。
更に、この思い出には子供を矯正する効果もあります。行事をやった思い出というのは、子供の心にも残り続けます。
「自分が愛されていた記憶」
「家族との楽しい思い出」
これらは、きっと子供が成長してなにか大きな壁にぶつかった時、辛い時にきっと支えになってくれることでしょう。
「行事・イベントをやること」が目的ではない
親としての義務感から、「行事をやること」が目的になってはいないでしょうか。
中には、子供の頃に行事をやってもらったが、あまり思い出したくない・・・という方もいるのです。こんな経験談が語られていました。
Aさん
七五三には着物を仕立て、親戚を集めて会食・・・
しかし、母親が仕事と家事の合間を縫って準備。イライラしている母親の姿におびえていた。全く楽しい思い出が無い・・・
やがて成長したAさんは子供に行事をやってあげたいと思いますが、自分の母親のようにイライラしないために、「自分も楽しく」を目標とし、「できるところは簡素化」などイベント行事にかけるパワーを省エネすることにしたんだとか。
例えばお正月なら、おせち料理も手作りにこだわらない。自分や家族が嫌いなものは入れない。しめ飾りなど、飾りも大げさにしない。100均で買ったアイテムで、子供と一緒に作るなどなど。
Aさんの子供
楽しいっていうか、嬉しい。家族のことを考えてくれてるんだなと感じる
ということでした。
近年、共働きのご家庭も増えている事でしょう。お仕事をしながらパパ・ママが行事の準備を100%こなすことは難しいですし、それでイライラして子供を不安にさせてしまっては元も子もありません。手を抜く所は抜き、最低限必要なものだけ揃える形でもいいのです。
尾木ママは、手を抜きすぎることには苦言を呈していました(笑)
思春期で子供がイベント行事に参加してくれなくなったら?
イベント好きなパパママがぶち当たる壁。それが思春期です。イベントをやっても、子供がそっけない態度だったりすると、パパママとしては複雑な心境ですよね。
子供の声(女の子)も紹介されていました。
子供の声(女の子)
お母さんが一生懸命イベント行事をやってくれているのは分かっています。
イベント行事をやってくれるのは嬉しいし、これからも続けて欲しいけど、正直、行事がつまらない
家族といるより友達といた方が楽しいし、毎年大体同じで変化がない
ということでした。ただ、成長と共に子供の考え方も変わってくるのは自然なことです。
尾木ママ
思春期に親との行事を嫌がるのは正常な成長の証
ただこれは、思春期で子供が成長しているのに、子ども扱いのままイベントをやっていることが原因かもしれません。子供がある程度成長したら、企画から子供と相談してイベント行事を作り上げていくのはどうでしょうか。
クリスマスツリーの飾りつけを、子供に任せるなど、子供に役割を与えて親は見守る立場に立つのも解決策になるかもしれません。
- 行事は子供への愛情表現の一つ
- 子供が大きくなったら、子供を主役に
- イベント行事は、子供と一緒に自分も楽しむ
イベント行事を子供と一緒に楽しむのは、子供に愛を伝えるもっともよい方法の一つかもしれませんね。是非、無理のない方法で子供と一緒にイベントを楽しむ方法を考えてみて下さいね。
1年間の行事・イベントまとめ
イースターやハロウィンなど、最近は欧米の行事も楽しまれていますが、イベント・行事の意味を子供に正しく伝えることも親としては大切ですね。ハロウィン=仮想大会の日ではありませんからね(汗)
海外の文化でも、きちんと調べて伝えることで、子供が海外の文化に興味を持っていくことも考えられるでしょう。年中行事をまとめましたので、是非参考にして下さいね。
こんなイベントのアイディアがあるよ!こんなイベントの楽しみ方があったよ!といった、パパ・ママ・子供たちからの声をお待ちしております。是非気軽にコメント下さいね!随時更新していきたいと思います!
January 1月のイベント行事
1月 睦月(むつき)のイベント・年中行事といえば
正月
1月1日 – 元日
1月7日 – 七草
1月11日 – 鏡開き
1月第2月曜日 – 成人の日
February 2月のイベント行事
2月 如月(きさらぎ)のイベント・年中行事といえば
2月3日 – 節分
2月4日 – 立春
2月11日 – 建国記念の日
2月14日 – バレンタインデー
March 3月のイベント行事
3月 弥生(やよい)のイベント・年中行事といえば
3月3日 – 雛まつり(日本)
3月14日- ホワイトデー
春分日(3月21日ごろ) – 春分の日
April 4月のイベント行事
4月 卯月(うづき)のイベント・年中行事といえば
4月1日 – エイプリルフール
4月8日 – 花まつり
3月22日から4月25日の間の日曜(1日のみ。日付不定) – 復活祭(キリスト教文化圏各国)
May 5月のイベント行事
5月 皐月(さつき)のイベント・年中行事といえば
4月29日から5月5日 – ゴールデンウィーク
5月4日 – みどりの日
5月5日 – こどもの日、端午の節句(日本)
第2日曜 – 母の日
June 6月のイベント行事
6月 水無月(みなづき)のイベント・年中行事といえば
6月1日 – 衣替え
6月21日頃 – 夏至(北半球、20日・22日となることもある)
6月第3日曜日 – 父の日(日本)
July 7月のイベント行事
7月 文月(ふづき、ふみづき)のイベント・年中行事といえば
7月1日 – 海開き
7月4日 – 独立記念日(アメリカ合衆国)
7月7日 – 七夕(日本)
7月第3月曜日 – 海の日
August 8月のイベント行事
8月 葉月(はづき)のイベント・年中行事
8月15日頃 – 旧盆
8月6日 – 広島原爆の日(日本)
8月9日 – 長崎原爆の日(日本)
8月11日 – 山の日(日本)
8月15日 – 終戦の日(日本)
September 9月のイベント行事
9月 長月(ながつき)のイベント・年中行事といえば
9月1日 – 防災の日(日本)
9月15日ごろ – 月見(日本)
9月第3月曜日 – 敬老の日(日本)
9月20日から9月26日まで – 動物愛護週間(日本)
9月20日 ごろ -空の日(日本)
9月23日ごろ – 秋分の日(日本)
October 10月のイベント行事
10月 神無月(かんなづき、かみなしづき)のイベント・年中行事といえば
10月1日 – 衣替え(日本)
10月10日 (旧暦) – 十日夜(東日本)
10月第2月曜日 – 体育の日(日本)
10月31日 – ハロウィーン
November 11月のイベント行事
11月 霜月(しもつき)のイベント・年中行事といえば
11月3日 – 文化の日(日本)
11月15日 – 七五三(日本)
11月23日 – 勤労感謝の日(日本)
December 12月のイベント行事
12月 師走(しわす・しはす)のイベント・年中行事といえば
12月23日 – 天皇誕生日
12月24日 – クリスマス・イヴ
12月25日 – クリスマス
12月31日 – 大晦日(日本)
イベントの楽しみ方も、家族によって様々だと思います。イベントにまつわるエピソードもお待ちしております!

Root-013

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