おもちゃのエキスパートが教える、赤ちゃんの おもちゃの選び方・遊び方

2017.11.02育児ブログ, おもちゃ・知育玩具

赤ちゃん-ママ-おもちゃ

2017年2月20日 NHK Eテレ まいにちスクスク 赤ちゃんの遊びとおもちゃ(1) 見て 聞いて 遊ぶ が放送されていました。おもちゃのエキスパートであるで東京おもちゃ美術館のディレクター 岡田哲也さんが講師を行っていました。

赤ちゃんのおもちゃ選びってどうすれば?
赤ちゃんの視力・聴力ってどんな感じ?
赤ちゃんにおもちゃを与えるのはいつから?

などといった疑問が解消されました。

赤ちゃんは何もわかっていないようでも、きちんと「見る」「聞く」ということをしているそうです。

おもちゃのプロ、美術館のディレクター 岡田哲也さん がこのように仰っていました。

赤ちゃんは五感を使って自分の周りの世界を知ろうとしています
赤ちゃんの様子を見て、その子にとって今どんなことが楽しいのか見つけてみましょう

新生児・赤ちゃんの「見る」力、視力ってどれくらい?

赤ちゃんの視力について、情報をリサーチしてみました。

新生児 赤ちゃんの視力/聴力/嗅覚
■見えるかな?
生後間もない赤ちゃんでも、20cmくらいの距離に赤いボールなどを見せてゆっくり移動させると、ちょっと追いかけ(追視)たりすることがあります。
ただし、赤ちゃんの視力はまだまだぼんやり曇って見える程度ですから、状況が整わないと追視しません。
引用:グリコグループ アイクレオ株式会社 baby.icreo.co.jp/information2/archives/55

赤ちゃんの視力で見えるのは20~30cm程度。赤ちゃんにとって「見る」ことは遊びの基本です。目の前のものから、視力の発達と共に動くもの、遠くにあるものに興味の対象が広がっていくそうです。

「モビール」は2か月くらいまでの赤ちゃんに最適なおもちゃ

2か月くらいまでの赤ちゃんは、30cm先が見える程度。寝ている赤ちゃんの視線の先に、モビールを吊るしてあげるのが良いそうです。

ゆらゆらゆれて、赤ちゃんの興味をひいてくれます。見ているだけでも赤ちゃんは楽しいそうですよ^^

モビール
ぼんやりと見える赤ちゃんの視力でも追えるような、大きめのモビール、赤など、視認しやすいモビールがよいのではないでしょうか。

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「ガラガラ(ラトル)」は2か月以降の赤ちゃんに最適なおもちゃ

目でおもちゃを追えるようになる2か月以降は、赤ちゃんの傍でガラガラをゆっくり動かして見せてあげましょう。

ガラガラ
赤ちゃんが興味を持って目線を動かしたりすることで、世界を知っていくきっかけになるそうです^^
画像は「どうぶつラトルです。」

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「スロープトイ」「プルトイ」0歳の赤ちゃんにはゆっくり動くおもちゃ

0歳の赤ちゃんは、速い動きのおもちゃを目で追う事ができず、見るのをやめてしまいます。そのため、ゆっくりと動くスロープトイなどのおもちゃの方が、赤ちゃんの興味を引きやすいといえるでしょう。

スロープトイ
ゆっくりうごくおもちゃとして、このようなおもちゃが紹介されていました。
画像は「動物の滑り台」シリーズ

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このようなおもちゃは「スロープトイ」と言われるものです。スロープトイというと、坂道をボールがコロコロ転がるおもちゃを想像していましたが、それだと新生児の赤ちゃんには目で追う事ができないかもしれませんね。

こちらのスロープトイは、番組でも動いているのを見ましたが、ゆーっくりと、しかも揺れながら、坂を下っていたので、いかにも赤ちゃんの興味をひいてくれそうです!

また、赤ちゃんの視界は狭いので、
・おもちゃが目線に入っているか
・おもちゃに興味を持っているか
を確認して遊んであげましょう。

プルトイ(引っ張って遊ぶおもちゃ)など、大人が動かして興味をひけるものが良いそうです

プルトイ
色々なものを目で追う事が、色々なものに興味を持つ好奇心のきっかけになるそうですよ^^
画像はブルーリボン社(Blue Ribbon)のプルトイ

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赤ちゃんが「聞く」ことも楽しめるおもちゃを。赤ちゃん・新生児の聴力は?

赤ちゃんの聴力についてもリサーチしてみました。

新生児 赤ちゃんの視力/聴力/嗅覚
■聞こえるかな?
ドアがばたんと閉まったときなど、びくっとして泣き出したりしていませんか。この頃の赤ちゃんは大きな音は聞こえているんですよね。
でも、ママやパパの毎日が、抜き足差し足の生活ではありませんように!
ひそひそ声で話したり、必要以上にすべての音を小さくすることはありません。徐々に、小さな音も聞こえてくる赤ちゃんにとって、かえって神経質にさせてしまい、更に、ママやパパにとってもいつまでも日常の音を小さくしていることは不自然で、不自由です。
引用:グリコグループ アイクレオ株式会社 baby.icreo.co.jp/information2/archives/55

大きな音は聞こえていますが、神経質になる必要はないようで、安心しました。優しい音のガラガラを鳴らしてあげましょう。

笑っていなくても楽しんでいるのでしょうか?

笑っていないとこのおもちゃ楽しくないの?と思ってしまいがちですが、心配することは無いそうです。
大事なのは、
今子供がどんなことに興味を持っているのか
どんなことが好きなのか
遊んでいる様子を見て観察することが大切です。

おもちゃの音に視線を向けているだけで、赤ちゃんの好奇心を刺激できているそうです。

積み木
積み木を積んで遊ぶことが出来なくても、カチカチと積み木をぶつけて音を聞かせてあげるだけでも良いのです。

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木琴 赤ちゃん
自分で引けなくても、パパママが音を聞かせてあげるだけでも大丈夫です。赤ちゃんが心地よさそうな・楽しそうな音を見つけてあげて下さいね!

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笑ったり喜んだりしていなくても、赤ちゃんはさまざまな反応でおもちゃへの興味を示します。ちょっとした表情の変化も見逃さないよう、観察してあげて下さい^^

最後に、東京おもちゃ美術館のディレクター 岡田哲也さんはこんなことも仰っていました。

赤ちゃんにとって一番最初の大切なおもちゃはお父さん、お母さんの顔や手、声なんです
赤ちゃんにたくさん語り掛けて、色々な顔を見せて、たくさん触りあうことは、赤ちゃんが遊ぶ力をつけていくきっかけになるんですよ


赤ちゃんのおもちゃ選び まとめ

まいにちスクスクの放送内容はここまでです。赤ちゃんのおもちゃ選び、たくさん買えばよいというものでもないので迷ってしまいますよね。赤ちゃんの目の発達に合わせておもちゃの選び方、遊び方があるというのは大変勉強になりました。

最初はゆっくりうごくおもちゃから、徐々に赤ちゃんの興味を刺激してあげるのが良さそうですね。
まいにちスクスクは放送時間が短く、よくまとめられていて気軽に見られるので是非皆さんもチェックしてみて下さいね。

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