7人に1人「子供の貧困」を救えるか。「子ども宅食」文京区からスタート

2025.02.03育児ブログ, 食育, ネットスーパー・食材宅配サービスシングルマザー, シングルファザー, 悩み

平成27年の 子どもの貧困率は13.9% 実に7人に一人が貧困に苦しんでいるという実情があります。

2017年10月16日 日テレ スッキリ で子どもの貧困を救う取り組み「子ども宅食」について取り上げられていました。

子どもの貧困率推移

改めて情報のソースなどをリサーチしてみました。

平成 3年 12.2%
平成 6年 12.2%
平成 9年 13.4%
平成12年 14.4%
平成15年 13.7%
平成18年 14.2%
平成21年 15.7%
平成24年 16.3%
平成27年 13.9%

引用:平成 28 年 国民生活基礎調査の概況
http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/k-tyosa/k-tyosa16/dl/16.pdf

6 貧困率の状況
平成27年の貧困線(等価可処分所得の中央値の半分、熊本県を除く。)は 122万円

平成21年よりも下がったとはいえ、7人に一人が貧困と言われる状況にあるということに驚きました。

LINEで申し込める「子ども宅食」とは

「こども食堂」という取り組みをご存知でしょうか。経済的な理由などから家庭で十分な食事をとれない子供に食事や居場所を提供する取り組みで、全国的に増えています。

こども食堂ネットワーク
http://kodomoshokudou-network.com/

貧困層だけでなく、孤食(こしょく-一人で誰もいない状態で食事をする)を防ぐ意味でも注目されており、たびたびTVで取り上げられるなど、徐々に浸透してきた取り組みだと思います。

そんな中、番組が行った子ども食堂へのインタビューでは、「実際に貧困で夕食が食べられずにここに来る子供はいるか」という問いに対して「(実情は)わからない」という回答をされていました。

子ども食堂に訪れる保護者の方に聞いても、「気になる子はいるけど誘えない・誘いづらい」という実情があるようです。

実際に困っていても、周りの目にを気にするあまり子ども食堂を利用することに抵抗を感じている方も多いことでしょう。

今回ご紹介するこども宅食は、対象家庭全てに利用案内が郵送され、LINEで申し込みができるシステムが取り入れられています。

・対象家庭に告知が行き渡る
・申込が簡単である
・周りの目を気にせずに済む
など、これまでの支援方法の課題を克服した新しい試みとなっています。

NPO法人 フローレンス 駒崎 弘樹 代表理事
この食料が一人でも多くの子供たちの手に渡って、彼らの笑顔につながればいいなと思っています。

今年度は150世帯が対象で、今後も対象世帯を増やす予定だそうです。

NPO法人 フローレンス
http://florence.or.jp/

食事・栄養の確保という観点だけでなく、LINEでの相談などから家庭の状況を把握できるなど、実態を知って対策方法を明確にしていく上でも重要な取り組みとみられているそうです。

文京区 『こども宅食』プロジェクト
http://www.city.bunkyo.lg.jp/kyoiku/kosodate/takushoku.html

こども宅食公式ホームページ
http://kodomo-takushoku.jp/

ふるさと納税で応援することもできます。
https://www.furusato-tax.jp/gcf/155

寄付以外でも、この取り組みをSNSで拡散することも多くの人に子ども宅食を知ってもらうことに繋がりますね。

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