子供の成長を促す 才能を伸ばす大人の接し方とは。子供の運動神経が一番発達する「ゴールデンエイジ」とは。

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サッカー少年

2017年4月21日 NHK Eテレ 奇跡のレッスン~世界最強のコーチと子どもたち~ で見た、フットサル日本代表監督 ミゲル・ロドリゴさんの言葉がとても印象的だったのでシェアしたいと思います。

  • 子供が消極的で・・・
  • 子供が自分勝手で・・・
  • 褒めることって難しい・・・

こんな風に育児で悩まれている方におすすめできる内容だと思います。

NHK Eテレ 奇跡のレッスン~世界最強のコーチと子どもたち~
成長のカギは心にあり!? ~フットサル日本代表監督との1週間~

奇跡のレッスンは初めて拝見しましたが、サッカー以外にもたくさんのコーチを招いているんですね。他の回も見てみたくなりました。

東京都文京区の少年サッカーチームにコーチとして現れたのはミゲル・ロドリゴさん。フットサル日本代表の監督です。

彼の代名詞とも言える「心を鍛える指導」は、子供の意思を尊重し、子供の才能を鍛えていく、才能を見つけ出していくというものでした。

1週間という短い期間で、子供たちに現れた変化とは!?

一生の中で最も運動神経が発達する ゴールデンエイジとは。

背伸びする子供2

ゴールデンエイジというのは、9~12歳(色々調べたところ、情報源によって時期が多少ことなります。)の頃に訪れる、一生の中で最も運動神経が発達する時期の事をいうそうです。


この時期はスポンジのようになんでも吸収でき、考えながら体を動かすことで能力を飛躍的に伸ばすことが可能とされているそうです。ミゲルさんは様々なルールで遊ぶようにゲームを行い、子供たちの考える力を養う方法を取っていました。

ミゲル・ロドリゴさん
一番大事なのは、早く考えること。
2秒先の未来が見えるマシンを、自分の頭の中に作ってみよう

子供達
周りを見ないといけない
いつもと慣れなくて難しい たくさん考えないといけない

時には手を使うなど、一見サッカーの練習とは全く関係のないようなルールも作っています。ミゲル・ロドリゴさんは、「一番大事なのは、早く考えること」と仰っていました。様々なルールで、子供達の考える力を育てることが狙いなのでしょうね。

以前、子供の成長期(成長スパート期)についてもまとめましたが、子供の成長スパート期は11歳~13歳の時期。この時期って、子供にとって本当に大切な時期なんですね。

子供の身長がもっとも伸びる「成長スパート期」の見分け方とは?

子ども自身に考えさせる

実戦形式の練習ですが、子供に考える選択肢を与え、何が良かったか、悪かったか、子ども自身に考えさせます。

ミゲル・ロドリゴさん
自分で見つけた答えなら、一生忘れることはありません。
誰だってミスはする。ミスから学べばいい。
次に取られなければ良いんだ。

ただミスを注意するのではなく、次にどうすれば良いのかを考えさせるのです。このことで、子供の中に失敗を恐れずにチャレンジする精神を育てるのですね。

ドリブルに自信のなかった子供も、思い切ったプレーをして「新しいネイマール」と褒め、やる気を引き出します。

子どもがミスをしたら?

ミゲルさんのコーチングの特徴として、子供がミスをした時の接し方が印象的でした。ミスがあっても、怒るのではなく、止めてきちんと説明する。できたら褒める。この方法に、チームの指導者もカルチャーショックを受けていました。

ミゲル・ロドリゴさん
今のはシュートだ!今のはパスだ!と怒られ続けた選手は、自分から積極的なプレーをしなくなった。(そういう選手がいた)
僕ら大人の責任は大きい。
まずは子供の判断を尊重し、失敗を見つけても、後で指摘すればいいんです。

子供の成長は大人の関わり方次第

ミゲル・ロドリゴさん
お父さんお母さんは「行動は慎重に」と言いますよね。でも、子供には子供の思いがあります。
大人の都合を押し付けていませんか?

子供の想い・考えを尊重し、伸ばしてあげる。これが大人のできる関わり方なのかもしれませんね。

保護者を交えた懇親会では、育児の相談にも答えていました。

自分勝手・エゴが強い子供への接し方

同じチームに在籍する小学校3年生と4年生の兄弟を持つお母さんの悩み相談です。一人はチームを引っ張る実力者ですが、外で頑張っている分、家の中で感情が爆発してしまうこともあるんだとか。兄弟間の勝ち負けで、片方の機嫌が悪くなってしまうことってありますよね。そんなとき、親はどう接してあげるべきでしょうか。

ミゲル・ロドリゴさん
(機嫌が悪いときの)態度の悪さを叱る方法もあるが、この方法は子供の機嫌がますます悪くなる。もしチームにこう言う子が居たら、気にかけて欲しいだけなので、放っておく。
皆が相手にしなければ、本人はあきらめざるを得なくなる。何度か繰り返すと、不機嫌になっても仕方がないと気が付く。
逆に、不機嫌にならなかった時に、思い切り褒めてあげる

自信のない・緊張しやすい子供への接し方

緊張しやすい子供を持つお母さんの悩み相談でした。試合前に緊張で気持ちが悪くなったりするT君。ミゲルさんは、この子を練習で褒めていたのですが、そのことを日記に書くなど、T君にとってミゲルさんに褒められたことは本当に嬉しかったようです。

ミゲル・ロドリゴさん
彼の場合、自信の量が底をついていた。だから、彼の心のボトルに、自信を注いであげたかったんだ。
褒めすぎは決して良い事ではないが、今の日本は「もっと勉強しろ」「いい仕事につけ」というプレッシャーに溢れている。
家族のみなさんは、プレッシャーから解放してあげて欲しい
自信をつけさせてあげてほしい

このように語っていました。そんなアドバイスを受けて、お母さんもこのように語っていました。

褒めてあげたいけど、文句を言っている事の方が多い。
本当に、そうだと思います。褒めてあげたいと思っても、近くにいる家族だからこそ、きちんとして欲しいと思うからこそ、ついつい怒ったり文句を言ったりしてしまうものですよね。どう褒めるか。大人にも努力が必要ですね。

ミゲルさんのレッスンには、そのヒントが隠されていました。

子供の眠っている強みを見つけ出す

子供 きょうだい 宇宙飛行士

子供の眠っている強みを見つけ出す
これはミゲルさんの信念だそうです。


ミゲル・ロドリゴさん
どの子供にだって、必ず光るものがある。
それを必死で見つけ出して、褒める。
それによって、子供は自分の決断に自信を持てるようになるのです。

子供本人が気づいていないような、才能の芽を見つけ出す。これはとっても難しいことですよね。たくさんのプレイヤーを育て上げてきたミゲルさんだからこそ見つけ出せた方針なのでしょう。

ミゲル・ロドリゴさん
人のミスを見つけて叱ることは誰だってできる。
だけどそれは、臆病者のすることです。
そうではなく、隠れた「良いところ」を見つけだす。
はるかに難しい作業だが、私はそちらを選びます。

自分の強みを知れば、人は自分の力で羽ばたき、前に進むことができるのですね。

子供達の変化

全体のレベルがあがったことで、エースとして活躍していた子供(S君)が活躍できず、自分勝手なプレーが目立つようになりました。

時には、同チーム選手のボールを奪い、シュートをしていたことも・・・
しかし、ミゲルさんは怒るという感じではなく、「今のはパスをくれた子のゴールだ」と言い、二人をハイタッチさせたのです。

ミゲル・ロドリゴさん
S君のような、才能豊かな選手の場合、周囲よりも秀でている分、自分のエゴが強くなりがちです。
「出る杭は打たれる」という言葉があるが、私はそうしようとは思わない。
ただ、自分の才能を、周りの為に使う喜びを知っておいても良い。

個人の才能と、協調性は同時に伸ばすことができる。せっかくの才能を、押し殺し、他と合わせるのではなく、チームのために使うということを学ばせるのですね。

試合当日、今日一番頑張りたいことは?という質問に「チームワーク!」と答えるS君が印象的でした。

消極的なことが悩みだったT君にも、大きな変化が訪れました。試合前は緊張していたこの子も、朝食をしっかりとったそうです。「自信を持ってプレイできるようになった(なりそう)」と語っていました。

試合では、いつも接戦だった敵チームを相手に、堂々の試合展開で、9-0という結果に。

S君や、T君も大活躍です。サッカーに無知な自分から見ても、「小学生にこんなプレーが可能なのか!?」という見事なセンタリングから、ボレーシュートが決まっていました。

ネイマール君も、あきらめずに攻め続け、念願の初ゴール!チーム全員でネイマール君を称えます。チーム代表曰く、「彼が一番変わった」と。

子供に自信を持たせること。これが如何に大切なことなのかを物語るようなネイマール君の変化でした。

子供の成長を促す 才能を伸ばす大人の接し方とは。まとめ。

最後に、ミゲルさんはこんな言葉を残してくれました。

ミゲル・ロドリゴさん
お父さんお母さん、前向きな教育方針でお願いします。悪い所ばかり指摘しないでください。絶対悪さはするんです。
でも、本当にいい子達だから、たくさん褒めてあげてください。
サヨナラは言わないよ。ありがとう、またね。

ミゲル・ロドリゴさん
私は魔法使いではない。
ただ、道を指し示すに過ぎない。

「大人の都合を押し付けていませんか?」
この言葉は、期せずして自分も気を付けていることでした。ゴールデンエイジはまだまだ先ですが、3歳の息子には「やりたいことをやりたいと言える子供」になって欲しいと思っています。(自分はけっこう遠慮がちだったので)

こどもの「やりたい」をなるべく妨げない。子供の想いを尊重する。

ミスがあっても叱らない。正しい方法を子供に気づかせ、導いてあげる。

ミゲルさんの言葉は、サッカーのみならず、スポーツのみならず、育児には大切な考え方のように思いました。

他にも、子供のやる気を引き出す方法や、育児の残念ポイントについてまとめた記事もあるので参考にしてくださいね。

自分で勉強する子共に育てるには?子供のやる気を引き出すために、親がやってはいけないこととは。

コーチングのプロが語る、子育ての残念ポイント

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