子育て中のパパママに知ってほしい、アレルギー・アトピー性皮膚炎 10個の新常識とは。

2018.03.14育児ブログ, 病気アレルギー

ウイルス 虫眼鏡 アレルギー ばい菌 イメージ

2017年4月 テレビ朝日 林修の今でしょ!講座 傑作選 で「アレルギー」「アトピー性皮膚炎」についての特集がありました。

ソバや小麦粉、エビカニなどの甲殻類、動物・ハウスダストetc・・・

子育て中のご家庭では、アレルギーに敏感になっている方も多いことと思います。番組の内容が参考になったのでシェアしたいと思います。

アレルギーの研究は日々進められており、新しい常識が生まれて行きます。(2017年4月の番組内容です)

アレルギーとは?

ウイルス 虫眼鏡 アレルギー ばい菌 イメージ

体内に侵入したウイルスなどを免疫が排除する仕組みが備わっています。アレルギー反応は、排除しなくてもいい花粉や食べ物に免疫が過剰に反応している状態です。


子供でも大人でも、昨日アレルギーではなかった人が、今日突然アレルギーを発症することもあるのです。

食物アレルギーの新常識とは

食物アレルギーの新事実について解説してくれたのは、厚生労働省によるアレルギー指導書の作成にも携わっている 昭和大学医学部小児科 今井孝成 先生です。

今井孝成
「食物アレルギーの栄養指導」という書籍も発行されているようです。海老澤 元宏(著) 今井 孝成(編集)

楽天で見てみる Amazonで見てみる

Q1.食物アレルギーの予防が期待できる食べ物は?
A.昆布

料理 とろろ昆布

食物アレルギーの予防には昆布が良い!?

今井先生によると、食物アレルギーの予防に効果的ではないかと考えられる食べ物として、昆布に注目が集まっているそうです。


最近の研究で、Tレグ細胞がアレルギーを引き起こす免疫細胞を調整してくれることがわかり、これまでの常識を覆すような予防法・取り組みができるようになってきました。

東京理科大学の最新の研究(マウス)で、昆布がアレルギーの発症を抑える可能性があることがわかってきました。昆布を食べると、Tレグ細胞が増え、免疫がアレルギーの原因物質を過剰に攻撃するのを止める働きをしてくれるそうです。

今井先生によると、週に2~3回とろろ昆布を入れた味噌汁を飲む程度で良いそうです。ただ、現在はあくまでマウスによる研究結果なので、今後に期待という所ですね。※食べ過ぎに注意しましょう

Q2.食後すぐの運動で食物アレルギーが出る?
A.出る

サッカー少年

食後すぐ運動すると、食物アレルギーが出る!?

運動している状態では、腸がアレルギーの原因物質を吸収しやすくなるため、アレルギーを発症しやすくなってしまうそうです。


小学校高学年から中高生に起こりやすく、成人でも発症する恐れがあるということでした。午後の体育の時間や、部活動などが心配になりますね。

食物依存性運動誘発アナフィラキシーという、食後2時間以内に運動をした時だけ誘発されるアレルギーがあるそうで、これを引き起こす食材の半数は小麦で残り3~4割は甲殻類(エビ カニ)だそうです。
(食物アレルギー診療ガイドライン2012より)

運動中にアレルギー症状が出た場合は食事の内容を確認してみましょう。(専門医に相談してください)

Q3.食物アレルギーは蕎麦や卵など、原因となる食べ物を食べなくても発症する!?
A.発症する

蕎麦を茹でれば蒸気と共にアレルギー物質が飛ぶことになります。軽症のアレルギーの場合はこの程度であれば問題ありませんが、重症の場合、蒸気に含まれる蕎麦の成分でアレルギーが発症する可能性があります。

問題はアレルギー物質が肌に触れることです。実は、食べるよりも肌に触れることの方が、アレルギーを誘発しやすいのです。

今井先生によると・・・胃や腸は、異物が入ってきても良い臓器ですが、皮膚や粘膜は、異物を受け入れられない器官のため、免疫が反応しやすいと言えるそうです。

Q4.花粉症の人は食物アレルギーになりやすい?
A.なりやすい

花粉症 くしゃみ 風邪

花粉症の人は食物アレルギーになりやすいということです。花粉症にもスギ花粉症だけでなく、様々な花粉症があります。


スギ花粉の人
・・・トマト

シラカバ・ハンノキ花粉症の人
・・・リンゴ、桃、さくらんぼ、アーモンド、セロリ、ニンジン、キウイなど

それぞれの花粉症の症状が出ているときに、対応する食べ物を摂取すると、食物アレルギーを発症しやすくなるというデータがあるそうです。

この原因について今井先生は、花粉と、食物アレルギーの原因となる食品のタンパク質の構造が似ているから・・・と語っていました。

緑 スギ花粉

例えばスギ花粉症の人がトマトを食べると、トマトとスギ花粉のタンパク質構造が似ているため、口の中に大量にスギ花粉が入ってきたと体が勘違いし、免疫が反応してしまう・・・ということです。


Q5.花粉症予防のために、部屋を徹底的に除菌した方が良い?
A.良くない

除菌 掃除

アレルギーの物質であるダニやホコリ、花粉などは排除した方が良いですが、菌は必ずしも異物ではなく、良い働きをすることもあるということです。


除菌を一生懸命することがアレルギーを助長するかもしれません。

掃除のし過ぎがTレグ細胞を減らす!?綺麗好きな家庭にはショックなニュースです。ハウスダストなどは、なるべく取り除きたいものですよね。

実は、ある環境下ではTレグ細胞が増加することがわかっています。その環境とは、牛や馬のいる環境です。

ミュンヘン大学の最新研究では、家畜と濃密に接触する地域の子供たち(生乳を飲むなど)は、都会の子供たちよりも、血中のTレグ細胞が35%も多かったそうです!

体に悪さをしない程度の毒素に触れるということは、かえって免疫を刺激し、アレルギーを抑制するTレグ細胞を増やすということです。

Q6.金属アレルギーを発症する原因の一つとして考えられているものは?
A.肌の汗

金属アレルギーの原因は、汗で金属が解けるためなのです。金属は、汗(電解液)の中では溶けて小さな粒子になり、この粒子が肌に染み込んでアレルギーが発症します。

汗によって解けた金属と、皮膚の細菌成分が一緒に皮膚に染み込むことで、免疫が反応します。そのため、汗かきや、金属が肌に密着しやすい太っている人も金属アレルギーになりやすいと言えるそうです。

また、運動など汗をかく時は、アクセサリーを外すことが大切です。

Q7.銀歯が原因で金属アレルギーを発症することもある?
A.発症することもある

歯の治療には金属アレルギーの起きにくい金属が使われていますが、24時間365日、常に唾液に触れているため、溶けだしていく中でアレルギーを発症する可能性があるということです。

アトピー性皮膚炎の新常識

近年大人にも増えてきているというアトピーについて、残りのQ8~10までを担当してくれたのは、医者であり、自らも研究を行う、アトピー研究の第一人者 国立成育医療研究センター 大矢幸弘 先生でした。

大矢幸弘
子供のアレルギーやアトピーに関する書籍も発行されています。

楽天で見てみる Amazonで見てみる

Q8.毎日体をゴシゴシ洗う人はアトピー性皮膚炎になりやすい?
A.なりやすい

子供-アトピー-皮膚炎

体をゴシゴシ洗うと、アトピーの原因物質が皮膚から侵入しやすくなるのです。


健康な皮膚には、異物の侵入を防ぐバリア機能(一番上は皮脂膜)があります。ゴシゴシ洗うと、このバリアに隙間ができ、ダニの排泄物といったアレルゲンを始めとした様々な刺激によりアトピーの発症リスクが増すということでした。

正しい体の洗い方とは!?

ゴシゴシ洗いではなく、手で優しく洗ってあげた方が皮膚にとっては無難と言えるそうです。

Q9.アトピー性皮膚炎の発症を予防する効果が期待できるのは?
A.肌を保湿する

子供-肌-保湿-クリーム

こちらについては、大矢先生が実際に研究した内容で、朝日新聞(2017年5月9日付)にも取り上げられました。赤ちゃんが生まれた直後から皮膚の保湿を続けると、アトピー性皮膚炎になるリスクを約3割下げられるというものです。


赤ちゃんの頃から保湿が大切!?

国立成育医療研究センターが新生児118人を対象にした研究で、毎日保湿剤を塗る場合と、塗らない場合では、毎日保湿した赤ちゃんの方が34% 実に3割以上もアトピー性皮膚炎の発症が少なかったそうです。

大人も、乾燥肌であれば保湿をしっかりした方がいいそうですよ!

ベビー ワセリン
我が家では、お風呂上りに乳液やワセリンで保湿をするよう心がけています。(普段は乳液・かさつきが目立つときはワセリン)

楽天で見てみる Amazonで見てみる

Q10.大人になってからも発症するアトピー性皮膚炎。発症リスクが高いのは?
A.睡眠不足の人

大矢先生によると、睡眠中は成長ホルモンが分泌され、肌を修復してくれるため、睡眠不足(夜更かし)だと、成長ホルモンが分泌されず、アトピーの発症リスクが増大します。

子供のアレルギー まとめ

如何でしょうか。育児中の自分としては、
・体の洗い方
・保湿の大切さ
・掃除と菌の関係
・食後発症するアレルギー
などなど、実践しているものから、目から鱗な新事実まで、今後の参考になりました。

両親ともに食物アレルギーはなく、食べるのが大好きなので、子供には何でも食べられるように育って欲しいなと思います。

まずは、アレルギーについてしっかりと学び、できる予防法は実践していきたいです!

  • : 1| 2| 3| 4| 5| 6| 7| 8| 9| 10| 11| 12| 13| 14| 15| 16| 17| 18| 19| 20| 0歳| パパ向け| ママ向け

関連のあるおすすめ育児情報ブログ

The following two tabs change content below.
アバター
こちらの情報はASOBO KIDS の閲覧ユーザーによって、ブログ・イベント情報投稿ページから登録されました。育児の情報を一人で調べるのは大変です。是非みんなでシェアしあいましょう。 育児のイベント・サークル情報、パパママにアピールしたい商品の情報など、育児に関連した情報であれば、どなたでも投稿可能です。 育児ブログ・イベント投稿ページ