子供の読書について。年間120冊 12歳にして1000冊以上の本を読破している芦田愛菜さんの「魂が震えた本」とは。
2017年5月22日 TBS 「一番だけが知っている」で、芦田愛菜さんの「一番」について放送されていました。
年間120冊 12歳にして1000冊以上の本を読破している芦田愛菜さん。そんな芦田愛菜さんが、一番魂が震えた本とは!?
この本に書かれている言葉は、女優 芦田愛菜さんの人生に多大な影響を及ぼしたそうです。
2017年4月13日 フジテレビ バイキングでは、慶應義塾中等部に入学した芦田愛菜さんが、受験勉強中に心の支えにしていた名言について語られていました。それは、お父さんに教わって心の支えにしていた言葉は、王貞治さんの名言だそうです。こちらの記事でご紹介しています。
芦田愛菜さんが慶應義塾中等部の受験勉強中、心の支えにしていた言葉とは。
目次
芦田愛菜さん 5歳の頃に読んだ本
2010年「Mother」に出演していた幼稚園時代、5歳の頃すでに小学生向けの本を読んでいた芦田愛菜さん。
「若おかみは小学生」シリーズが好きだったそうです。
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芦田愛菜さんが小学校低学年の時に読んだ本
木村拓哉さん主演の「南極大陸」に出演した2011年の頃、小学校低学年にして「アガサ・クリスティー」を読破
芦田愛菜さん
ミステリー史上最高傑作だと思ってます。
何回読んでも飽きない
芦田愛菜さんの魂が震えた本
そして9歳(小学校三年生)の時に出会った「魂震えた」本が・・・・
「山中伸弥先生に、人生とiPS細胞について聞いてみた」だそうです。
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山中伸弥先生に、人生とiPS細胞について聞いてみた
2012年 ノーベル生理学・医学賞を受賞した山中伸弥教授の自伝です。人工多能性幹細胞(iPS細胞)発見に至るまでの道のりや、その波乱万丈な人生が描かれています。
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実は山中教授は整形外科の研修医でしたが、不器用で手術も下手な落ちこぼれだったそうです。そんな自分でも世の中の役に立てないかと、選んだ道が「研究者」だったのです。
芦田愛菜さんがもっとも感動した文章がこちら
「山中伸弥先生に、人生とiPS細胞について聞いてみた」より引用
僕の好きな言葉の一つに「人間万事塞翁が馬」があります。
(中略)
ぼくの人生も、まさに「人間万事塞翁が馬」と思える出来事の連続です。
それがスタートしたのが、研修医時代でした。
(中略)
僕の指導医の先生は、それまで人生で出会ったどんな人ともくらべられないほど恐ろしかった。
(中略)
ぼくは山中という本名を呼んでもらえませんでした。
研修期間の二年間ずっと「ジャマナカ」です。
(中略)
しかし、ここで壁にぶつかったことが、研究者という新しい道につながったのです。
人間万事塞翁が馬とは、人間の人生はいつ幸せ・不幸が訪れるか予測不可能なものという意味です。
芦田愛菜さんはこの文章を読むにあたり、「ニンゲンバンジ・・・」ではなく、「ジンカンバンジ・・・」と読んでいました。これは、本の中でも「じんかんばんじ・・・」とフリガナが振られていたからだそうです。「人間」は、中国の古い文献では人そのものではなく、「世間」を表していたそうです。
大人が読んでも、さらっと流してしまいそうな部分ですが、芦田愛菜さんはこんな細かいところまでしっかりと読まれているんですね。
芦田愛菜さん
他の人の何倍も努力をされているんでしょうけど、その努力を楽しんでいる。
これから先辛いこともあると思うんですけど、そんなときは「人間(じんかん)万事塞翁が馬」という言葉を思い出してその時その時に一喜一憂するのではなく、「これはチャンスかもしれない」と思えるようになれればいいなと思いました。
と語っていました。
子供と読書について まとめ
芦田愛菜さんほどではありませんが、僕も小学校時代、本を読むのが大好きで、江戸川乱歩から、今でいうファンタジーライトノベル、ミステリー小説、ホラー作品まで、幅広く読みました。(漫画やゲームも大好きでしたが笑)
子供の頃にたくさん本を読んだ経験というのは、大人になってからありがたみがわかるものです。
- 漢字の読みや諺などの知識
- 言い回しの表現力や、文章から情景を読み取る想像力
- ストーリーを先読みしたり、人の気持ちを考える洞察力 etc…
このように書くと大げさかもしれませんが、文章を読んで理解する力というのは、大人になってからも必ず役に立つものだと思っています。社会に出てからも、メールや書類など、文章を読んだり書いたりする機会というものは多いですものね。
芦田愛菜さんが慶應義塾中等部という難関に合格できた事にも、本をたくさん読んでいたことが関係しているのではないでしょうか。
以前何かのテレビでもやっていたのですが、「数学の問題をきちんと理解するためにも文章力は必要だ」というお話を聞いて、なるほどなと思いました。
早期英語教育だ、プログラミング教育だと、グローバルな方向に動いている社会ですが、子供たちが日本語をきちんと理解し、使う力も育てていかなくてはいけませんね。(それらの教育が悪いものだとは思いませんが・・・)
我が家の子供はまだ3歳。もっと大きくなったら、どんなものでもいいので小説なども読ませてあげたいなと考えています。


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