連休明けに増加。どう防ぐ?子供の自殺防止のために親ができること。

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2017年8月12日 NHKニュース7で、子供の自殺防止について取り上げられていました。

楽しい夏休みが終わり、8月末頃からまた学校が始まるというご家庭は多いことでしょう。

実は、夏休み明けは子供の自殺が最も増える時期だそうです。

2017年の自殺予防週間は9月10日~16日です。これを機に「命」「いじめ」についてご家庭で話し合ってみるのもよいのではないでしょうか。

子供の自殺をどう防ぐか。

番組では娘さんを自殺によって亡くされたご遺族の方(小森美登里さん)が横浜西区で演説をされている様子も放送されていました。19年前、高校1年生だった娘さん。

無視やからかいに遭い、担任に相談したましたが、解決につながる対応はなく、自ら命を絶ったそうです。

小森さん
いじめられている子どもが一番強く望んでいることは、いじめている子どものいじめ行為を止めてもらうことではないか
会いたい友達 やりたい部活がある学校に元気に戻ることではないか

そう語る小森さん。
NPO法人の活動もされています。
特定非営利活動法人 ジェントル ハート プロジェクト (GHP)
http://npo-ghp.or.jp/

2017年8月19日(土)TOKYO MX NEWSでも講演の様子が放送されていました。

子供が自ら命を絶つ。考えたくもないことです。胸が張り裂けそうになります。
何故、命を絶ってしまったのか。
何故、自分は何もできなかったのか。
何故、学校は解決してくれなかったのか。
様々な感情で身を引き裂かれるような思いをされたことと思います。

夏休み明けに増加傾向にある、子供の自殺。

内閣府の「自殺対策白書」によると、昭和47年から平成25年の統計で、9月1日が131人と、最も多くなっています。
平成26年度自殺対策白書(抄)

9/1の前後以外にも、4/11 5/15 など大型連休明けには自殺が増える傾向にあります。

内閣府
休み明けは生活環境が変わり プレッシャー 精神的動揺が生じやすい

とコメントされていました。

小森さん
子供達は夏休みで安心している。始業式にむけてカウントダウンしている。子供達が安心して学校に戻れる環境を大人が作っていきたい。

いじめ 自殺のサインとは

文部科学省では、「教師が知っておきたい子どもの自殺予防」のマニュアル及びリーフレットの作成について」を発行しています。
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shotou/046/gaiyou/1259186.htm
なかでも参考になったのは第2章 自殺のサインと対応。上記URLからPDFをダウンロードできるので是非ご一読下さい。以下に一部抜粋させて頂きます。

自殺にまで追いつめられる子どもの心理とは

次のような共通点を挙げることができるそうです。

  • ひどい孤立感
    「誰も自分のことを助けてくれるはずがない」「居場所がない」「皆に迷惑をかけるだけだ」としか思えない心理に陥っています。
  • 無価値感
    「私なんかいない方がいい」「生きていても仕方がない」といった考えがぬぐいされなくなります。
  • 強い怒り
    自分の置かれているつらい状況をうまく受け入れることができず、やり場のない気持ちを他者への怒りとして表す場合も少なくありません。
  • 苦しみが永遠に続くという思いこみ
    自分が今抱えている苦しみはどんなに努力しても解決せず、永遠に続くという思いこみにとらわれて絶望的な感情に陥ります。
  • 心理的視野狭窄
    自殺以外の解決方法が全く思い浮かばなくなる心理状態です。

※以上、文科省 教師が知っておきたい子どもの自殺予防より一部抜粋

これと逆のことを、子供に伝えて行きたいですね。

「君が居てくれるだけでパパママは嬉しいんだ。」
「イヤなことがあったら、パパママが助けてあげるよ。」

自殺直前のサイン

  • これまでに関心のあった事柄に対して興味を失う。
  • 注意が集中できなくなる。
  • いつもなら楽々できるような課題が達成できない。
  • 成績が急に落ちる。
  • 不安やイライラが増し、落ち着きがなくなる。
  • 投げやりな態度が目立つ。
  • 身だしなみを気にしなくなる。
  • 健康や自己管理がおろそかになる。
  • 不眠、食欲不振、体重減少などのさまざまな身体の不調を訴える。
  • 自分より年下の子どもや動物を虐待する。
  • 学校に通わなくなる。
  • 友人との交際をやめて、引きこもりがちになる。
  • 家出や放浪をする。
  • 乱れた性行動に及ぶ。
  • 過度に危険な行為に及ぶ、実際に大怪我をする。
  • 自殺にとらわれ、自殺についての文章を書いたり、自殺についての絵を描いたりする。

※以上、文科省 教師が知っておきたい子どもの自殺予防より一部抜粋

ひとつひとつは、大人にとっては小さな変化もありますね。でも、子供の頃を思い出してみてください。
今思えば大したことなかった出来事で、心は簡単に揺れ動いたはずです。

「そんなこと、気にしてるの?」
絶対に言いたくない言葉です。子供にとってはかけがえのない事。大事件なのですから。

いじめ?と思ったら。相談窓口を利用しましょう。

不安や悩みを抱えている子どもや大人の助けになる情報も公開されていました。

家族だから、心配をかけたくないから。そう感じてなにも相談できない子供も多いでしょう。

思春期・反抗期など難しい年ごろでは、親に相談ができない。親だから相談できない。ということもあると思います。特に恋愛関係や男女関係の悩みなんて、絶対に親には相談したくなかったですよね。

24時間子供SOSダイヤル
0120-0-78310
通話無料で休日含む24時間対応(保護者も可)

チャイルドライン
0120-99-7777
月~土曜 午後四時~午後九時 通話無料

子供が大きくなったら、教えてあげようと思いました。

「逃げる」選択肢を子供に与えてあげたいと思っています。

個人的には、子供が学校に行き始めたらこのように話してあげたいと考えています。

(上でも言いましたが)
「君が居てくれるだけでパパママは嬉しいんだ。」
「イヤなことがあったら、パパママが助けてあげるよ。」

学校が嫌なら、無理に行かなくていいんだよ。
「逃げても良い」という選択肢。これについては賛否あると思います。でも、命より大切なものは無いと思うのです。

大人の世界もそうだと思います。どこか、無理して頑張ることが美徳とされる風潮。

学校で、友達と嫌な雰囲気になり、学校に行きたくなかったあの頃。
仕事で追い詰められ、病気になりたいとすら思ったあの頃。
思えば、誰しも悩み、傷ついた記憶と言うのはあるものです。

そこから逃げて何が悪いのか。イヤな事を無理して続けて、傷ついた心は誰が救ってくれるのか。

僕は、一生懸命に頑張ったあとなら、逃げても良いと思います。

君が居てくれるだけでパパは嬉しいんだ。

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